営業マン
引越し業界の営業マンには色々な種類がありますが、大きく分けて営業専門タイプと、現場との兼業タイプの2つがあります。
営業マンの第一の使命は、何と言っても契約をとることです。
そのためには、好印象で皆さんのニーズを正確に掴んで契約をとれそうな者を営業マンに経営者はするでしょう。
転職雑誌などの好条件にひかれて他業界から転職してくる者も多いです。
ですから、スーツをビシッときめて爽やかなのは良いのですが、実を言うと引越しの現場作業を一度も経験したことがないという者も多いです。
引越しの作業は皆さんが持っている家具の種類や量、そして家屋などの搬出・搬入経路などによっても違ってきます。
そういったことを見積もり時点で見極められるかが、当日の引越し作業をスムーズに行なえるかどうかの分かれ道になることも多いです。
それにはある程度の現場経験があった方が良いのは事実です。
そこの問題をクリアする為に、引越し業者によってはセールスドライバー制などの名前で現場と営業の両方を経験させる制度を導入しているところもあります。
両方こなすのは正直大変ですが、両方できるスタッフの割合が多いほど良い引越し業者であることは間違いないです。
これは引越し業界に限ったことではないと思います。
また、規模が小さな引越し業者や便利屋が派生したタイプの業者では、制度で両方やらせることをしなくても、やれることは何でもやる・・・というところがあります。
大手にも安心さはありますが、その様な規模の小さな引越し業者を選ぶのも良い引越しをする一つの手です。
また小さな引越し業者では、見積もりにきた営業マンが当日の作業にも来てくれることが多いです。
引越し業者では営業マンと作業員が別の場合が多いので、見積もりに来た者が作業当日も来るというのは、商品をきっちり見極めた上で買い物が出来るという引越しでは珍しいパターンが実現するわけです。
営業マンに、作業当日来てくれるかどうかを聞いてみるのは面白いと思いますよ。

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