引越し業界
親戚の引越しを手伝いに行ったときに見た引越し業者の作業が、引越し業界に転職したきっかけです。 調度、毎日決まったルート配送に飽きてた頃だったので・・・
引越し作業は、皆さんの家の中に入って大事な家財を運ぶわけですから、集配業務よりも責任重大な分、喜んでもらえる事も多いわけです。いわゆる、やりがいって奴です。
毎日が充実していました。当時30歳を目前にして、おそらく働くことの意味ややりがいを求めていたんだと思います。
皆さんが引越しをする理由って、結婚や就職・進学・栄転・新築などのおめでたい事が理由の場合と、離婚・退職・退学・左遷や死別などの悲しい事が理由の場合のいずれかなんですよね。
おめでたい理由で引越しする場合でも、その内の半分くらいの方は当日までの荷造りとかで疲労困憊でイライラしているお客さんが多いので、ちょっとしたことがきっかけでクレームやトラブルになります。
ただ、そんなお客さんの気持ちを考えて仕事が出来るようになると、これ程やりがいのある分かりやすくて感謝される仕事は無いわけです。
真夏に汗だくになりながら、笑顔で一生懸命頑張ってる作業員に感謝してくれない人はいないですから^^
体力が続くなら、一生引越しの現場作業員をやっていたいと本気で考えていました。
しかし、思ったより早く転機が訪れます。「現場を卒業して内勤に」という会社の命令です。 いわゆる管理職ということですから喜ぶべき人事異動なのでしょうが、内勤になって人を導いて・・・みたいな事に興味が全く湧きませんでした。
どうしても内勤をと言われるのであれば・・・とダダをこねていると、知らない間にコンピューターを触っていました。
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